昭和20年、太平洋戦争末期。本国からの物資の輸送が途絶えていたニューギニアの日本兵達はジャングルでの自給自足の生活を余儀なくされていた。飢えとマラリアで次々に倒れていく仲間・・・些細なことで起こる争い・・・兵隊達の心は荒んでいくばかりであった。
そんな中、俳優が本業であった加東大介は「演芸班」の
設立を上官に申し出る。やがて司令部命令のもと隊員募集のオーディションが行われ「演芸分隊」が正式に発足することになった。
やがて「マノクワリ歌舞伎座」の建設とともに本格的な活動がスタートし、兵隊達の唯一の楽しみになっていく。
そんなある日、分隊長より「芝居の中で雪を降らせてはどうか」との提案がある。
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2001年 2月17日(土) 14:30~/18:00~
(全2公演)
会場 前進座劇場
原作 加東大介 / 脚本 西田了
脚色・演出 酢屋敏徳 |
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